フライパンの材質の違いによる熱容量について

最近フライパンを買って料理をはじめました。

そこで熱容量について気になったので調べてみました。

ネットで検索してみるとフライパンの材質により、それぞれ熱伝導率や比熱が違うとのことです。

そのため料理によって使い分けているんですね。

熱伝導率は、熱の伝わりやすさで熱伝導率が高ければ素材を素早く加熱できます。

比熱は、1gあたり1℃あげるための熱量となり、大きいほど温まりにくく、冷めにくい性質をもっているとのことです。

下の表を見ると一番比熱が高いのはアルミニウムとなっています。

ですが他の材質と比べると、アルミニウムは軽く、密度が低いため、他の材料と同じ体積で考えると熱容量が小さくなってしまいます。体積あたりの熱容量は、比熱×密度であるため、同じ体積であればステンレスの熱容量が大きくなります。

材質違いで同じ形状、同じ板厚のフライパンあるとすれば、重さは違っても体積は同じですので、同じ体積の熱容量で比較すると分かりやすいかもしれません。比熱と密度から一立方センチメートルあたりの熱容量の値を表に記載しました。

 

物質 比熱(J/g・K) 密度(g/cm3) 熱容量(J/K) 熱伝導率(W/m・K)
アルミニウム 0.880 2.70 2.376 236
0.379 8.39 3.180 398
0.435 7.85 3.415 67
ステンレス 0.460 7.80 3.588 16

 

表をみながら考えてみましょう。

ステンレスや鉄などは熱伝導率が低く、熱容量が大きいため、板厚が大きいものは焼きむらができにくく、温度を一定に保てるため、ステーキなど焼き物に向いているといえそうです。鉄でも板厚を薄くすれば熱伝導が高くなります、また鉄は耐久性があるため、中華鍋に多く使われるようです。

アルミニウムのフライパンはパスタを作るのに適しているようです。熱伝導率が高いためパスタソースを手早く温めることができます。手入れも鉄に比べれば楽です。アルミニウムの鍋でお湯を沸かすのは効率がいいようです。

銅は熱伝導率が高く熱容量もそれなりに大きいため、揚げ物を揚げる鍋に使用されるようです、油の温度を一定に保てるのでしょうか。価格が高いようです。

以上、参考になれば幸いです。

 

藤田金属のフライパンを買いました、値段も手ごろで使い勝手がいいです。ハードテンパー加工で油慣らし不要です。

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アルミ製フライパンです。

24cmで1~2人前つくるのにちょうどいいサイズです。

打ち出しで耐久力もあるようです。

パスタを作るのに最適です。

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銅製の鍋です。揚げ物に使えます。

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